高尾山

きのうの高尾山。
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7時に京王線高尾山口駅集合。
1年ぶりの6号路。
息一つ切れることなく汗一つかくことなく、ゆっくりとおしゃべりを楽しみ、集合写真もたくさん。
雨後の晴天の下、山頂でおいしいコーヒーをごちそうになった。
いつもは富士山と丹沢山系の様子を確認したらそのまま奥高尾へ向かうのだが、物足りなさなどなく、満ち足りた気持ちでケーブルカーで下山。
早起きをして、豊かな午前中。
久しぶりに一日という時間はたっぷりあるのだと思える日になった。
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《下》
靴下
モンベル:ジオラインL.W.タイツ
コロンビア:チタニウムスターンズリッジコンバーチブルパンツ

《上》
モンベル:ジオラインL.W.ラウンドネックシャツ
モンベル:WIC.ラグランロングスリーブTシャツ
モンベル:シャミースインナージャケット
モンベル:U.L.コンシールジップジャケット

《首》
パタゴニア:マイクロ D ゲイター

《手》
不明:青の軍手様手袋(アンダー用)
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# by gyamtsho | 2013-12-23 16:32 | ri bo

お食い初め

娘のお食い初めをした。
母が娘のために腕によりをかけた食事をこしらえてくれた。
今日ほど母が小料理屋の女将だということをよかったと思ったことはない。
連休で市場はお休み。
鯛こそ用意できなかったが、前日妻が拾ってきてくれた氏神様の境内にある小石も添えて、これからの娘の健やかな行く末を願う、ささやかながら楽しく美味なる時間を過ごすことができた。
食は生きる源。
食べるものに困ることがないよう、そして、命をいただくことに謙虚でいながらもだからこそ大切でありがたいことだと噛み締め味わえる子に育ってほしい。
娘にとってのお食い初めは、作るのが楽しいと言ってくれた母のおかげで、妻もぼくも笑顔で、食事そのものが微笑ましくあたたかいものだという時間から始まったことを幸福に思う。

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# by gyamtsho | 2013-05-09 01:34 | bu mo

娘との曲

娘が3ヶ月になった。
この3ヶ月で娘にウケがよかった曲を忘れないうちに。

Dr.John 'Iko Iko'

初めて腕の中で娘が眠った曲。
娘にまだ名前が無かった病院にいるころ。
口ずさみ、リズムに合わせて背中をトントントン・トントン。
泣き止んで、眠ってくれた。





Billy Joel 'Lullabye (Goodnight, My Angle)'

初めて口ずさんだ子守唄。
退院後お世話になった妻の実家。
かつて妻が育った部屋で。
抱っこをしながら口ずさんだら眠ってくれた曲。





ザ・ドリフターズ'ヒゲのテーマ'

娘が落ちつかないのでひょいとすくって抱っこ。
この曲に合わせてベースラインを口ずさみゆさゆさしたら笑った曲。
ドリフはやはり世代を超えて永遠だ。





Hot Chocolate 'Ain't That A Groove'

初めて、横になっている娘に、曲に合わせコチョコチョと遊んでいたら笑った曲。
スカッと風通しがいいのに腰にくるグルーヴに声を上げ手足をバタバタさせながら喜ぶまだ首も座っていない娘。
このまますくすく育ってほしい。






Muddy Waters 'Hoochi Coochi Man'

大好きだった朝のラジオ番組が4月から復活したと知り、さっそく流していた。
おっ!と思わずリズムに合わせてあやしたら腕の中で笑った曲。
朝からスラングで性器を連呼し脂ぎった強い男の曲に反応する娘。
おとなしく育ってほしい……(笑)


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# by gyamtsho | 2013-04-29 12:07 | bu mo

避難小屋での防寒対策

今年の初登りであった1月8日、丹沢・塔ノ岳山頂で低体温症のような症状を経験したぼくとしては、今回の鷹ノ巣山避難小屋泊は小屋内での寒さ対策のデータ収集をするというテーマがありました。
装備のリストはひとつ前の記事にある通りです。
当初はそのリストよりも軽い装備で行ない、凍えるようなら下山後何かを足そうと思っているぐらいでした。

今回相談させてもらったモンベル新宿南口店で教わったなかでとくに心に残ったことは、

① 一度冷えてから体をあたためなおすのは容易ではない
② 震えというのは体力を奪うもの

当たり前と言えば当たり前なのですが、丹沢で震えたわりに、装備に関して奥多摩の11月ぐらいで大げさなと過信していたぼくには、ふんどしを締めなおす言葉となりました。

対策としては、

・アンダーで調整するのではなく、しっかりとしたアウターの防寒着を用意すること
・避難小屋の中では足先を冷やさないようにすること
・できるだけ素手にならないこと
・寝袋は一度洗ってロフトを回復させたほうがいい

《アウターの防寒着について》
すでに重ね着をするには十分と思われる装備を持っていましたので、厚手のダウンジャケットは持っていませんでした。
その分アンダーを厚手のものにしようかと考えていたのです。
行動中も行動後もこれで安くすませてしまおうと。
しかし、問題は避難小屋に着いて体を動かさず熱を出さない時間帯の寒さ対策を優先させることが重要だと念を押されました。
今回一度ではなく、今後深まる冬の避難小屋山行も考えるのなら、小屋内ではアンダーで調整するのと厚手のアウターで調整するのでは雲泥の差であるお話を伺い、数日後、山用の厚手のダウンジャケットを購入することにしました。
幸い天候に恵まれ、新品ダウンジャケットは低体温症の症状を出していた青年に貸すぐらいで、ぼく自身が必要とするほどの寒さにはなりませんでした。
しかし、鷹ノ巣山で1泊した翌週ではにわか雪を通り越したにわか吹雪もあったということを聞くと、備えておかなければならない装備だったことがわかります。

《足先や手先を冷やさないようにすることについて》
上半身は重ね着をしあたたかくとも、寝袋の中で足先が冷えてくると、体全体が寒さを感じ、ゆっくり休めない、つまり体力が消耗または回復しにくいというお話を聞きました。
また冷えた足先はあたためにくいというお話も。
これにはフットウォーマーがたいへん有効でした。
足裏が滑りやすいのですが、家での普段使いにも重宝します。
今回は板の間の冷たさを感じる前にフットウォーマーを装着し続けたことによって、気温が氷点下になっても足先が強く冷えて寒いということを感じることなくすみました。

また足先ではありませんが、今回新たに購入したダウンパンツやサーマラップスカートを使用したことで、下半身は寝ている間もぬくもりを感じ続けられ、心地よい眠りを得る効果がありました。

手袋についても同様に、冷える前から装着をしました。
山用に持っているやや厚手のグローブですと行動中は熱くなり取ったりはめたりを繰り返すのですが、インナーグローブは行動中も熱くなりすぎることはありませんでした。
かといって寒さも感じない。
軍手で代用できると思っていたのですが、さすがミズノ自慢のプレスサーモです。
装着した肌触りもあたたかさも軍手のそれとは違いました。
薄手ということもあり、よほど細かいことをしないかぎりは装着しっぱなしでもまったく邪魔になるようなことはありません。
金属など冷たいものを持つのも安心です。
本格的な冬山に出かける方は、このような薄手のグローブで細いひもなどを結ぶ練習をするそうです。

グローブを忘れた友人は、上半身の重ね着ぐあいはぼくと変わらなかったのですが、14時ごろであっても0度前後で行なう外での調理、食事をしているうちに手が冷え、顔色も少し血の気が引いたようになり、全身の寒さが増してしまったようです。
ぼくがリュックに入れっぱなしだったやや厚手のグローブを貸すと楽になったようで、外気などに触れさせて末端を冷やさないというのは大きいと実感しました。

体は寒さを覚えると四肢末端にある毛細血管を縮ませ熱を逃がさないようにするそうです。
それで血流が悪くなり手足の冷えが強まります。
この血管の収縮が起こる前に対策をとれたことで体を動かさなくなったあとの快適さがまったく違うものになったと感じます。

よく喉が渇いたと感じる前に水分補給と言われますが、寒さ対策も、寒さを感じる前に面倒くさがらず着る、装着するということの大切さがわかる避難小屋での昼食となりました。

《寝袋について》
17年前に購入し、一度も洗ったことのない寝袋でした。
汚れはそれほどひどくなかったので臭いなどは気になりませんでしたが、モンベルの店舗に置いてあった新品の#2を触りダウンのフカフカぐあいを確かめてみると、ぼくの#2はずいぶんスカスカとしたものだということがわかりました。
ダウンのフワフワが空気の層を作ってくれることで、着ている人の体温をその層に閉じ込めてくれるためにあたたかくなるのですが、ぼくの#2はおそらく#3や#4にランクが下がった性能になっていると思いました。
さっそく専用洗剤を購入し、お風呂場で押し洗いをしました。
これは難しいことはないのですが、無理な体勢が続く力仕事です。
でもやってみるとスイッチが入ったのか、職人にでもなったかのように楽しさすら感じながら押し洗いを続けました。
それでも脱水がしっかりできなかったからでしょうか、納得いく乾きぐあいになるまでコインランドリーで1時間以上かかりました。
しかし、そのおかげで確かにフワフワぐあいはずいぶんと回復し、収納袋に入れるのに苦労したほどです。
お店で触った新品同様とまではいきませんでしたし、新品の#1を使用した友人は夜暑くてTシャツ1枚で寝ていたのを見ると、やはりずいぶん違うなとは思いますが、それでも寝心地は相当回復したものと思います。
初めての洗濯は苦労しましたが、疲れ気味だった寝袋をさっぱり元気にさせるのは、なかなか楽しいことだと、手入れの面白みも知れる経験にもなりました。

適度な疲労感を伴っての早寝早起き、長い睡眠時間(おそらく10時間近い)は、普段夜更かしの上寝付きが悪いことのあるぼくにとって、しっかりたっぷりよい睡眠を得たければ避難小屋泊か?と思えるほど心地の良いものでした。
秋も深まって来た時期とはいえ低山、防寒着も大げさにせずとあなどっていましたが、避難小屋で一緒になった方々に、低体温症の方がいたのは前述の通りですが、日が暮れてからトイレが多かった方や、避難小屋泊に慣れている方でも明け方寒い寒いとおっしゃられていたことを考えると、朝まで寒さを覚えることなく、また暑過ぎて起きることもなく、ぐっすり眠れた今回の装備は、結果体力を十分に回復させ、2日目の山行、下山、帰りの電車も楽になり、よかったのではないでしょうか。

軽さを求めればまた違った商品、違ったメーカーなど知識を得て荷物を減らせるかなとも思いますが、夏、冬関わらず岩場も少なく滑落の危険性も少ない山にしか行かない行動範囲や予算面からいっても、今持っているものとの組み合わせをして、より多いシーズンを同じもので使い回せるほうが助かります。

しかし、やはりこの装備の荷物がたかが10〜15kgであるのに重いと感じてしまう自分がいる以上、体力を向上させなければなりません。
また避難小屋が一杯だったときのことを考えテントの準備も必要だとすると、友人と荷物を分散するにしても、さらに重量は増え、雪が降れば足場が悪くなりさらなる体力も必要になります。

今後はそれに見合った適切な体力を得るというテーマが見つかりました。
これはお金を出して買ったものを身にまとえばわかるというものではありません。
すでに中年。
一朝一夕で効果を確認できるものではありませんので、少しずつ気長に、次の冬がどうなるかを楽しみにするぐらいの気持ちで取り組んでいこうかと思います。
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# by gyamtsho | 2012-12-08 00:40 | ri bo

初避難小屋泊

11月24日(土)〜25日(日)に友人Kと鷹ノ巣山避難小屋泊してきた。
17年前に購入にし、ここ数年はしまい込んでいたボロボロのカリマー・ジャガー70を引っぱりだしてきた。
チベットで散々一緒に歩いたこの大好きなリュックを背負って奥多摩の山に泊まれること、それだけでもうれしい。

朝6時ごろ見た室内気温0度だった鷹ノ巣山避難小屋での防寒着

《下》
靴下
モンベル:エクセロフトフットウォーマー
モンベル:ジオラインL.W.タイツ
コロンビア:チタニウムスターンズリッジコンバーチブルパンツ
モンベル:U.L.ダウンパンツ
モンベル:サーマラップスカート

《上》
モンベル:ジオラインL.W.ラウンドネックシャツ
モンベル:WIC.ラグランロングスリーブTシャツ
モンベル:シャミースインナージャケット
モンベル:U.L.コンシールジップジャケット
モンベル:ストームクルーザージャケット

《首》
フェニックス:フリースネックウォーマー

《手》
ミズノ:プレスサーモインナーニットグラブ

《頭》
マウンテンイクイップメント:アンデスウインドストッパーニットビーニー

《寝袋》
モンベル:ダウンハガー#2(17年前に購入)

こう書き出してみると小物以外はほとんどモンベルばかり……。
でも、コストパフォーマンスは最高だと思う。

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左:今回下ろしたて新品モンベルダウンハガー#1
右:17年前に購入したモンベルダウンハガー#2

#2とはいえ、すでに17年も経っている寝袋が不安でこれだけ着込んだが、寒くて起きるということはまったくなく、とくに下半身はずっとぬくぬくとした感覚を持って眠りに就くことができた。
この装備は今回の登山前に訪れたモンベル新宿南口店の店長I氏からいただいたアドバイスに因るところが大きく、おかげさまでたいへん快適に過ごすことができた。
上記に加え厚手のダウンジャケットを着れば、さらに寒い時期やテント泊も対応可能だろう。
今回の装備は今後秋〜春にかけて軽アイゼンで行ける山での避難小屋泊をするときの参考にしたい。

8:50ごろ水根沢林道入口
10:25ごろ水根沢渓谷木橋
12:50ごろ石尾根・榧ノ木尾根分岐
13:25ごろ鷹ノ巣山避難小屋

1時間ごとのリュックを降ろす大休憩を数回。
木橋を過ぎてから一度、1時間保たずに休憩。
昼食はとらず。
荷物の重さは未計量だが、下山後量った友人が約10kgだったので、13kg程度か。
去年登った両神山ほどではないが、荷物が重く感じ、石尾根に出るまでは厳しく感じた。
途中、ウィダーインゼリー1袋とカロリーメイト様の行動食1袋を食す。

外のベンチで昼食のためサンマの蒲焼き柳川風(cf.『シェルパ斎藤のワンバーナー簡単クッキング)を作っていると、友人に肩を借りながら辿り着いた10代らしき青年が現れた。
当時まだ陽があったが外気温は0度程度。
ご友人は彼の荷物を取りに戻るため、七ッ石山方面へ戻って行った。
アウターはフリースでひとりでは動けそうもなく、体も震わせているので避難小屋に入れ事情を聞いたところ、居合わせた方が「低体温症じゃないか!?」と。
もう靴を脱ぐのもままならないもうろうとした状態。
あわててぼくが持つダウンジャケットとその居合わせた方の寝袋を出して防寒を。
ぼくは外に出て調理の続きをしていると、震えている青年の友人たちも荷物を持って現れ避難小屋に入って行った。
中に入ってみると、居合わせた方がテントを出してくれて、その中で着れるものを着て休もうとしている彼。
翌朝には外でテン泊した友人たちとあいさつをして出ていったので、大事に至らずによかった。

居合わせた方に、避難小屋泊を予定していてもテントは用意されるのですか?と尋ねたところ、やはり入り切れなかったことを考えると持ってくるという。
案の定、その晩は小屋の中だけでも8人。
夜はさらに3人ほど尋ねて来たが、入り切れず外でテン泊されていた。

その居合わせた方はグレゴリーの75リットルを背負っておられたが、水根沢林道でぼくたちを抜いて行ったお姿は、歩幅、リズムとも一定、かつ急いでいるようではなく、足取りがとても安定されていた。
荷物が思ったよりも重く感じていたぼくは、日ごろトレーニングをされているのですか?やはり山に登ることが一番の慣れですか?とお聞きしたところ、もちろん慣れもあるけど、上半身は体幹トレーニングでだいぶ楽になった、下半身は継続してやれる程度の回数だけどスクワットをしているとおっしゃられていた。
勉強になる。

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翌朝水汲みに行ったとき、避難小屋の林から見える朝日は寒さを心地よい刺激に変え、水場から振り返った富士山には息をのみ、この場にいない人とも共有したいと思う美しさだった

朝食後、避難小屋に荷物を置き、鷹ノ巣山に登頂後、石尾根の巻き道から七ッ石山に登頂。
山頂で行動食を昼食代わりにし、七ッ石小屋でトイレ休憩。
鴨沢に下りる。

鴨沢バス停で一緒になった老婦人は雲取山から下りて来たということだが、56才の息子さんがいらっしゃるという。
お若いころは女性で登山をする人は少なかったそうだが、それでも、子育て期間中を除いて、山をやめずに歩き続けてきているそうだ。
好きな山には何度となく足を運び、季節ごとの様子を楽しんでいるとのこと。
すでに80才近いであろう老婦人の黒で統一され乱れていないこざっぱりとした服装、汚れのない装備、疲れた様子のない健脚ぶりに、これから年を重ねながらの登山に対して可能性を見せてもらい、力が湧く思いになれた。

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# by gyamtsho | 2012-12-02 19:20 | ri bo